胸の苦しさを年齢のせいにしていませんか？
もし、この記事を読んでいる方で「気のせいだ」とか「運動不足だから仕方ない」とか「そのうち治る」なんて思っている方がいたら自分の体のsosに気づいてください！
くにーばが狭心症になって治療をすることになった経緯や心配だったことなどをまとめてみました。
基礎疾患
７年前にプリンセスデイが来なくなって、3年前から高血圧に、降圧剤の服用治療をしていました。
会社の健康診断でも更年期からの高血圧だから「体重管理していきましょう！」程度だったんです。
くにーばの実母が糖尿病からの腎不全になって天国に行ってしまったから、くにーば自身、糖尿病には気を付けていました。
初期症状
最初はお風呂に入っているときに右の肩周辺の違和感から始まりました、日々痛みは強くなっていって3日後ぐらいには右胸全体が痛み始めました。
なんとなく変だなーと思ってはいたのですが、少し休むと症状は治まるのであまり気にしなかったんです。
ですが、高血圧で毎月通っているかかりつけの病院で、「最近、右胸のあたりが痛いんですよねー」っていうと、「心電図とろう、狭心症かな、ニトロ持ってて！また痛くなったら飲んで！」てな感じでニトロを処方していただきました。
その時点で一日に4回ぐらいはきつい痛みが来ていました。
ニトロを服用すると痛みも軽くなって、楽になりました。
ニトロが少なくなって、再度かかりつけで処方してもらおうと行ったら、「それはまずいな、紹介状書くから、大きい病院で検査してもらいましょう！」となってしまいました。
この時点でもくにーばは「先生はなんでそんなに大げさにな・・・」ぐらいしか思っていませんでした（笑）
紹介状を持って大きな病院へ
会社を休みを頂いていざ大きい病院へ！
心エコー、心電図などのひととおりの検査
診察室で先生に言われた衝撃の一言
紹介状に書いてあるけど、糖尿病の指導とか受けてる？
ん？私、糖尿病ですか？
そう書いてあるねー
初耳です。治療します！
どうしたらいいですか？
まずは食事療法ですね！
気を抜いてました。
指導お願いします。
じゃあ、次回から糖尿病指導の予約一緒にしようねー！
それで結局のところ、カテーテル検査しないとはっきりとはわからないんだよねー
検査した時に何かあったらそのまま治療しちゃいましょう！
カテーテル検査ってなんだ？治療って？の状態でした。
家庭の事情とかもあるから、ご家族と相談してね。
また。1週間後ね！それと今より痛みがきつくなったらすぐに救急車呼んでね！
と笑顔で注意事項として伝えられました。
その際に、「今回受けてほしい検査等の説明と同意書を渡すから読んでおいてねー」
とサクッと書類をいただきました。
即入院・即治療
もちろん家族と相談しましたよ！
家族は「お医者様の指示通りにして！」のひとことでした。
1週間後・・・
ご家族は、なんて？
先生の指示に従ってと・・・
じゃあ、今日入院で！
へ？今日？？？
うん！今日！今から！
今日は、日程決めるかだけかと・・・
残念だね、今日の14時に入院！帰さないよ～！！
あれ？私ってそんなにヤバイの？←この時初めて自分の身体の状況を認識し始める
入院準備
急な入院でどうしよう！と慌てると思いますよね？
ところがそんなに慌てなかったんです！(少し動揺はしたけどね(-_-;))
入院準備ほんとに簡単だったんです。
なんと、急に一人で入院になっても大丈夫なようにそこの病院では「csセット(入院セット)」というものがあったんです。
株式会社エラン様が提供されているサービスで「手ぶらで入院、手ぶらで退院」をコンセプトにされているようで、入院に必要なものをセットで準備出来るんです！
もちろんくにーばは利用させていただきました！
コップ、歯ブラシ、ヘアブラシ、お箸、スプーン、フォーク、箱ティッシュ、ウェットティッシュ、歯磨きセット、バスタオル、フェイスタオル
が、自由に利用できる！
日額がかかってもったいないと友人に言われましたが、タオル類の洗濯交換だけでも子供たちに負担をかけることを申し訳ないと思うくにーばは、csセットを利用するだけで心が軽くなりました。
毎日、毎日、お仕事をしながらもお見舞いに来てくれる家族の負担を減らしたい！をかなえてくれました！
本当に感謝、感謝です。
おまけ・・・
当日入院にはなるとは思ってはいないので、バイクで1時間かけて来院していた。(実はこれが一番困ったことでした)
入院費は高額医療制度があるから大丈夫？
入院になってもう一つの心配は入院費！
検索しまくりましたよ！カテーテル検査の費用！
めっちゃ高い！！え？どうしよう？
カテーテル検査のみで何も問題がなくても、2泊3日の入院で6～10万円（3割負担）
カテーテル検査で異常が見つかった場合でそのまま治療を実施の場合、治療内容によっては3割負担でも250万円以上かかる場合も！！！
いやはやどうしましょう！！！
そこで高額医療費制度があるんです！
もちろん収入によって上限金額の制限があるようなのです。
くにーばの場合は勤務先にすぐ連絡したら、「協会けんぽで高額医療費の書類があるから準備するね！」と即座に返事をいただきました。
ところが、皆様ご存じマイナンバーカードで健康保険証の登録をしていたくにーばの場合は、高額医療費制度の申請の必要がなかったのです。
健康保険証の情報の中に高額医療制度を利用するというチェック欄があるようで、自動的に対象になって書類の提出の必要がないとのこと。
非常に便利な世の中になりましたね(*^^*)
ですので、会社の方も「本当に簡略化されて助かるわー」と・・・
実際の入院費は諸費用も加算がありましたが、全額で6万5千円程で済みました。
本当に今の日本の医療制度に感謝しました。
ありがとうございます。
心臓カテーテル検査・手術
実際のくにーばの心臓カテーテル検査は、順調に・・・いかなかったんです。
くにーば的には何の問題もなく検査して終わりになる予定が・・・
ご存じの方もおられるとは思いますが、心臓カテーテルは右の手首の血管からカテーテルを挿入するのです。
局部麻酔で意識がはっきりある中でするのですが、手首に挿入する時は痛くなかったけど、血管を進んでいくうちに痛いのなんの・・・
先生も「あれ？痛いかー、血管細いか・・・。これ以上細いカテーテルないから、肘からに変更するね！」
となってしまいまして・・・
肘からのカテーテル検査に変更！
検査をすすめていくうちに「あらー！心臓の血管の太さが糸みたいになってる！このまま処置しちゃうね！」
「ん？あれ？私、そんなにやばかったん？？？」
「いつ心筋梗塞になってもおかしくなかったね！、ギリギリセーフだったね！」
結局のところ、「経皮的冠動脈ステント留置術」という処置をしていただきました。
簡単に説明すると、血管の細い部分をバルーンで広げてステントと呼ばれる筒状の金属で支える処置です。
術後・・・
術後1日は集中治療室でした。
集中治療室に居ることは問題なっかったのですが、カテーテルを挿入した傷口をかなりの圧迫をかけて出血を止めなければならなくて・・・
それが2か所・・・
手首の傷はは全くと言っていいほど痛みはなかったのですが、肘が痛すぎて腕が肘から取れてしまうのではないかと思うほどでした。(痛すぎて一晩中眠れなかった)
24時間経過後、血管を圧迫していた器具も取れて無罪放免！！！！
一般病棟に移って、シャワーもokになり、気分爽快！！！
丸一日様子を見て合併症の問題もなければ退院許可が出る！
祝？退院！！
順調に退院に向かっていた入院生活！
最後に大きな誤算が・・・
バイク禁止令・・・
担当の先生いわく・・・
「バイクは危ないでしょ！怪我したら血が止まらないんだよ！ダメだよ！」
ダメだって、そうだよね、なんとなくわかってた！
陸送で運ぶことになりました。
これからの生活
胸の痛みはなくなったけど、ここからがスタートライン！
糖尿病との長い付き合い、
ステントを入れたからといっても、元気になったわけじゃない！、身体全体のどこにも血管の細い場所がもうない！というわけではない！
血液がサラサラになるお薬を飲むことになるから怪我をしないように生活すること！
食事の内容の見直し！
生活習慣の全体の見直し！(運動の取入れ)
血圧・体重の管理(減量)
心臓のﾘﾊﾋﾞﾘの専門医を紹介していただける予定です
これからが本当の第二の人生の開始です！
まとめ
身体に異変があったらすぐに病院へ行くこと！
自己判断しないで先生のいうことを聞くこと！
入院費・手術費は高額医療制度でなんとかなる！
心臓カテーテル検査・手術は怖くない
生活全体の見直し！
ここからがはじまり！
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